目から遠くなると 心が近くなる

昨夜、おロシア国から帰国された方の話を聞きました。

立場上、ここに細かく書けないことをお許しくださいね。

疑問を投げかけてくるわけです。

この劇場も破壊されました。

おロシア国の人たちが、日本にきて仕事をした場合、みんなは受けいれてくれるのかな?と。

そこに集う人は、基本はとても優しくて、友好的で、全てを受け入れようという人たちですから、

「悪いのは人ではなく国だから」とか

「悪いのは一番TOPだから」とか

大概はそんな感じ。

だけどね、もし、その「日本にきて仕事をする人たち」が、「おロシア国の人たち」ではなくて、「将軍さま国の人たち」もしくは、虐殺されている山奥に住む「少数民族の人たち」だったら?同じように受け入れらるのでしょうか。

価値観というものは個人個人で違うから、現実にはなかなか難しい現実がある。受け入れられない人たちもいるのが現実。

現実の話をした方がいいのか、慰めの話をした方がいいのか。

今後、世界からおロシア国の人々がどういう制裁を受けるだろうと知っている人に、水を差す話をしていいものか。

目から遠くなると 心が近くなる・・・おロシア国の諺ですけど、別れてしまった相手ほど、心はいっそう慕わしく思う。

故郷は遠きにありて思うもの・・どこの国も思う気持ちは一緒。

ただ、ただ、寄り添うことだけが傷をいやす時もある。