しっかり者の80代とどうもならん50代

台湾育ちの80代の〇〇〇さんは元看護士さん。

お父様が女医さんにしたかったってことだったけど、戦争もあって看護師さんに。

「モルトくんとエリックくんはお元気?」

一度聞いた名前は忘れない。

ご家族が今年になってご不幸続き。

「梅」と〇〇〇さんの「妹」さんが亡くなった日が前後していて、「梅」が死んだと言えんかった。結局、伝えることになったんだけど。猫好きさんなのよね。

そうかと思うと、もう30年以上もつきあってる後輩。

いいんだ、それはそれで。

でもさ、「戦没者等の遺族に対する特別弔慰金」(第十一回特別弔慰金)はお前のオカンが死んじゃったらもらえんから。

あたしも頭の成長が止まってるけどさ、やつはどうすんだか。

あたしが死んだら書類の一枚も理解出来んじゃろ。

いや「見たくない、聞きたくない、信じたくない」だから、頭に定着しないのだな。

とにかく、ご飯を持って行ってやらないと。

どんなにアホな後輩で、自業自得で周りに敵がいたとしても、あたしゃ、最後まで味方でいるよ。

そんな人間が一人くらいいたっていいだろう。

縁は良い縁も悪い縁も「縁は縁」