手仕事 針仕事 日々の事

オカンの夢を視た。

昨日に続いて二日目。

「旅行にいこう」ってオカンがいう。

「25日に出るから22日までに用意しないと」っていう。

緑の丸の中、オカンの作品な。代表作になるのかな。

オカンは「Americanpatchwork」を教えてた。

4cmくらいの長さの針を持って、ちくちく、ちくちく、

末期ガンの病室で、死を待ってる間、布団の端を持って、ずっと、ちくちく、ちくちくしてた。

なんも知らない人から見たら「patchwork」って、猫も杓子も同じなんだろうけどな。

どんな世界でも、真剣に向き合ったら、それはそれは奥が深いんだよ。

そんな、一言でいえてしまう世界じゃないんだよ。

それはどの世界でも同じでしょう?

何を話していても

何を聞いていても

いつも、自分の身に置き換えてみるんだよ

あたしが言われたらどう感じるんだろう

これを言われたら相手はどう思ったんだろう

自分が言われたことを思ってこの人は話したのかな

自分が相手にもしていることを、どうして「人にだけ求める」のかな?

あたしが誰かにしてるから、あたしは言われるのかな?

今月は25日は過ぎた。オカンはいつの25日を指してるの?

来月だったら夏至を過ぎたらだね。

オカンの残した作品を仕上げてあげないとね。

あたしがキチンとquiltingするからね。

だから、オカンと一緒に「月の舟」にはまだ乗れない。

もしもあなたが なまけたり

遊んでいたく なったとき

森の水車の 歌聲を

一人静に おききなさい

「コトコトコットン コトコトコットン

ファミレドシドレミファ

コトコトコットン コトコトコットン

仕事にはげみましょう

コトコトコットン コトコトコットン

いつの日か 楽しい春が やってくる」

森の水車 作詞 清水みのる 作曲 米山正夫