そう「伝説」
かのピエール・エルメがバニラクリームに隠し味に「胡椒」を入れたのだよ。確かアナナス(パイナップル)のケーキだった。素晴らしいマリアージュ!!!一口くちに入れた途端「!!!♡」言葉にならんほど美味かった。
「鬼才」と呼ばれていた新進気鋭のパティシエだった。
ピエール・エルメのホームページからお借りしました。
その後が「ラディレ」の伝説的な「イスファファン」を使った魔的なバラの「マカロン」だったと思う。口に入れた瞬間「魔的な罪な味」
かって「世界の半分はイスファファン」と呼ばれた世界が目の前に広がった・・・もとい、口の中に広がった。
今は紛争で「イスファファン」のダマスカスローズはほとんど手に入らないから、材料は他の場所なんだと思うけど。いまは日本店は閉店しちゃった「クリスチャン・コンスタン」もイスファファン(イラン)のバラを使ってた。クリスチャンのほうが早かったと記憶するんだけど、もう、何十年も前の話だからな。
・・・ヴァレンタイン。
そうよ、ヴァレンタインだからだと思うわ。
あたしの友人Aちゃんが、さらに友人Bさんから贈ってもらったものをあたしがもらった。
食べてみて欲しいと。内容は聞いていた。
・・・求肥が死んでる。
材料は「最高級品」一つ一つは美味しいのよ。なんで素材を「殺し合う」のよ。
異民族の「政略結婚」?いちじくとチョコレートはてっぱんだと思う。
実は何日か前にも老舗の和菓子屋の「冒険品」を頂いていて。
・・・あたしは飲み物の選択をあやまったのか?
友人も同じ意見だった。
異世界マリア―ジュ。
ある意味賭けだわね。
材料を生かすって難しい。企業努力は認めるけど。
最終的には全部食べた。何のかんの言ってもス―イツ好きなあたし。