全ては「全て」に通ず

1・5㎏の梅を炊いてても出来上がったものは縮むので1㎏無いわけで。

ご近所に配ろうと小分け作業。

ここから始まって

出来上がりはさらに半分以下、皮が破けるから。

で、第一弾は見事に「翡翠梅」の出来上がりでして、調子に乗ったあたし。

で、第二弾の仕込みに入ったわけでございます。

一晩梅をあく抜きし、一個一個に針で穴をあけ、更にこれからあく抜き作業。

火入れでございますよ。50度以下で。ゆっくり、ゆっくり。

ほんの少し。

ほんの少し、火が強かった。

その結果が

これだよ・・・・・

切腹しとるやんけ、梅。もう原型は留めていない。ここからあく抜きあと二回はしなくちゃならないのに、溶けて流れてしまうわ(涙)

これが今年一回目の「青梅の甘露煮」

これをさらに煮詰めて本当の「甘露煮」にすると、お正月の御節や懐石料理に出される「梅の甘露煮」の出来上がり。

もうね、トホホなの。

梅干し、らっきょう、味噌、この手のものが失敗すると、ダメ人間のレッテルを貼られた気がするのよ。

でね、この破れた梅の皮を見て脳裏を掠めたのは、適当に毛を抜いちゃったシュナーズ・・・・・段差なう。

二か月後ぐらいに、あぁあ・・・ってなる。

ダメ人間のレッテルの数更新中・・・・