週間 令和乙女小説

あたしは主役の演技が下手過ぎて受け付けないんだけど。

脚本がうますぎて、ついつい覗いてしまう。

毎週、楽しみにしているうちのシュナーズおトイレ係。

源氏物語(一) 桐壷ー末摘花 岩波書店

彼女は不登校時代経験者なので「日本史」が強くない。

「日本史」を学ばなかったことを、激しく後悔をしているらしいが(のちに彼女は大学で東洋文化史を専攻し、卒業論文ではその年の優秀賞に選ばれております)、この週刊令和乙女小説のおかげでいろいろ学んでいるらしい

脚本家の妙だなぁ・・・と思うのは定子と一条天皇の関係。

「源氏物語」の桐壷更衣の桐壷帝の関係。

「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」冒頭のシーンのくだりなんだけど、「身分」のことを書いてるんだけど、「身分」を「立場」の置き換えるとダブルミーニングなのよね。

かってに「出家」してしまった定子(仏教)

現状「最高祭祀者」である「一条天皇」(神道)

「仏教に帰依」という文言が古典を読んでると解説なんかでてくるわけよ。

簡単に神道の最高祭祀者が尼を呼び戻せるのか・・・っていうと難しいと思うわけ。

つまり「いとやむごとなき際」が生きてくるのよ。

大石女史。流石だ。やはり才女は違うわねぇ。推し活女子の清少納言が尊すぎる。お前には定子様しかおられないのがようわかる。指でハート作ってしまいそう「LOVE♡」

脚本家が面白いと奥行が出るわ~

大河ドラマには思えないけど、日曜のホームドラマとしては面白い。

しかし、主役が超下手。

「源氏物語」を学ぶものなら一度は何某の形で関わることになる美術館の「徳川美術館」

愛知県名古屋市東区にある1935年に開設された歴史と由緒ある美術館です。徳川家康から御三家筆頭としての尾張徳川家初代 徳川義直が譲り受けた遺産を中核として、国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件、500振以上の刀剣など、代々受け継がれた大名道具1万件余りを所蔵しています。