この言葉、元ネタは孟子の性善説。
「水の低きに就くがごとし」
現代では逆の意味で使われてるのかな。「人は水が低い方に流れるように、楽なほうを選びがちだ」みたいな。本当は「水が低い方に流れるのは自然の摂理だ」
(「民帰レ之、由二水之就一レ下、沛然誰能禦レ之」『孟子‐梁恵王上』
「人性之善也、猶二水之就一レ下也」『孟子‐告子上』)
水が流れるように「嘘」をつく人がいる。
でも、本人は気付いていない。
それすらも「自然の摂理」なんだろうと思う。
本人に罪悪感など全くない。
時に本人は「神」になり、時に本人は「敗北者」になる。
承認欲求が強すぎて、他人を許せない。
社交辞令がわからず、褒められれば「神」になり、注意されれば「敗北者」になってしまう。
どこにでもいるのだ、こういう輩は。
そばにいる人は疲れ果ててしまう。
このコロナの中。
どれだけの人が疲れ果てているのだろう。
Three dog night・・・という言葉があって、犬が三匹いないと寝られないほどの寒い夜という意味。
心が寒くても人は眠れません。
あたしには7頭の「あったかい」ものがあるので
どんな時でも眠れます。
これも「自然の摂理」
ー民が慕って集まってくるのは、水が低いところに流れ出るようなものでございます。その流れを誰も止めることなど出来るはずがありませんー孟子‐梁恵王上