畳の目といとこ煮

「冬至が過ぎたら、畳の目ひとつだけ日がのびるからねぇ」

ご近所のご婦人に言われましたよ。

あたしは初めて聞いた言い回しでした。素敵な言い回しだなぁと思います。

と、いっても「畳」の無いお家も増えておりますけどね。

あたしも昔かたぎの人間でございますからねぇ。

冬至には「柚子湯」でございます。上の弟とのラインでのやりとりでございますよ。

弟「あした、柚子湯やな」

私「冬至だからな、カボチャと小豆食わな。柚子いるか?」

弟「(カボチャを食べるのは)せやな。(柚子は)銭湯ゆくのでだいじぶ」

カボチャと小豆の「いとこ煮」でございますね。うちは甘いものでございましたが、塩味の地方もあるようでございますよ。「れんこんと小豆」の「いとこ煮」も作りましたが、こちらは新潟県のようです。もちろん、シュナーズも頂きますよ。

「一陽来復御守」でございますね。本当なら「冬至」の昨日から節分まで配布でございます。

・・・・頂きたいのは頂きたいのだが、自分が「お金を融通してほしいだけで」、このコロナの中、早稲田まで頂きに行く必要があるのだろうか?と思いまして。自分の「我」を通してなんぼのものなんでしょう。確かにここのお神社さんは「金銭融通」の御守として有名。だけど、御守を貼り間違えるとそれなりの「代価」を持っていかれるという怖ろしい御守としても有名です。藍の死んだ年「あたし、あり間違えた?」と思ったほどだったから。

人間だって動物だって、この乾燥の中、流行り病が出始めるでしょうしね。

「あたしがコロナったら、シュナーズ、どうするよ?」

で、行くのやめましたよ。まだ、節分まで時間もあるし。

体調管理をきちんとしてあげないとね。身体を温めて元気で過ごさせよう。