黄泉平坂

送り火の翌朝。

帰って来るときは早く帰ってこられるように馬で。

あの世に戻る時はのんびり牛で。

牛で黄泉平坂を下るのでしょうか。

仏教徒は三途の川か。

伝説のチェリスト、ハーヴィー・シャピロ。トスカニーニ率いるNBC交響楽団のトップチェリストでした。ブラームスの弟子だったか、孫弟子だったか。昔の記憶は曖昧(笑)

「Nina」というイタリアの歌曲で日本語名は「ニーナの死」

二日経れども ニーナは 目覚めず

日かげ 眉を照れども覚めず

我が笛に覚めずや

目覚めずや ニーナ 目覚めずや ニーナ

覚めて 再び笑まずやニーナ・・・

日本語名は「ニーナの死」になっていますが、原曲は「Nina」

よく、亡くなった父がテノールの声で歌ってました。文語体って風情があって記憶に残っている。何故か「ブンガワン・ソロ」も。2音目を半音上げて歌う。楽譜は同音なんだけどね。ちょっと民謡ぽく聴こえる。

「Nina」お歌付き↓名演だと思います。

チェロ繋がりで

パウ・カウラス(パブロ・カザルス)の「鳥のうた」

何故か、頭の中を繰り返し繰り返し流れています。「Nina」と「鳥のうた」

ピアノは音を拾っちゃうし、バイオリンは演奏に気を取られちゃう。

チェロは静かに時間を過ごせます。

・・・八月のお盆に、もう一回帰ってきてもらおう。

お話が出来ればいいのにね。