不透明な病のBard

親族から公表されて、亡くなっていたことがわかった。

才能がまたひとつ、消えてしまった。

「病」に「区分」していいものなのか。

「病気」と「障害」の「区別」が難しい。

「病」であって「病」ではない。だから「障害」という言葉を使う。

だけど「障害」といってしまうと「差別」が生まれる。

当事者本人には「被害妄想」を。

他者からは「侮蔑」を。

「健康」と「健康ではない」両者の「区別」は必要だけど、

「健康」と「健康ではない」両者の「差別」はあってはならない。

プレッシャーから解き放たれて、少しは楽になったのかな。

「才能」に追い詰めらえたけど、追い詰めらえなかったら「才能」は開花しなかった。

どっちが良かったんだろう。

現代の吟遊詩人に心の平安を。とうか安らかな眠りを。

↓手負いの獣の恋文か、壮絶な相聞歌にしか思えない。当時から切ないラブソング。