春の仕送り 母への仕送り

上の弟から仕送りがきた。

今回はアメ横の側が仕事先らしく、アメ横で買うたもの数点。

駄菓子数点、おこずかい、そして珈琲関係数点。

珈琲専門店の豆、カルディの挽いてある豆、フレーバーコーヒー、そして、コーヒーミル(笑)、カリタのドリッパー、コーヒーフィルター。

本当はあたしにではなくて、オカンにしてやりたかったんだろうに。

オカンが喜びそうなものばかり。

下の弟もだけど、気持ちの持っていき場がないんだろう。

死んでしまったものに対していくら詫びたところで答えが返ってくるわけではないし、本人の「自己満足」であることは「本人」たちがよく知っている。

そして、あたしはオカンが言っていた言葉をそのまま伝えるんだ。

「身体にきをつけろ、無理するな」

オカンが弟たちにいまも伝えたい続けたかった言葉だろうから。

それが、あたしのオカンへの届かない親孝行なのだから。