「クロイツカムのシュトーレンってそんなに美味しいの?」
と聞かれたので映像を載せることにする。
白い粉糖で包まれたシュトーレンは、キリストの誕生「むつきに包まれた子供」の象徴といわれるドイツの伝統的なクリスマス菓子。
1825年創業のバームクーヘンで有名なお店。
友達はドイツ人と結婚してるんだけど、シュトーレンのことで、以前、友達と友達の姑と大喧嘩になったことがあって。
「クロイツカム」はドレスデン創業なんだけど、東西ドイツ分裂関係で、現在、ミュンヘンにもある。
ドレスデンのシュトレン祭りからお借りしました。
「クロイツカム」の「ドレスデン製のシュトーレン」と「ミュンヘン製のシュトーレン」の二つがあったのね。
姑さん。息子ちゃんには「ドレスデン製シュトーレン」をあげたの。待降節を待つ間に食べると言われてるシュトーレンだけど、あっちの人って復活祭まで食べてる。バターのどんだけつけこんでるんや・・・って感じなの。
で、友達には「ミュンヘン製のシュトーレン」をあげたの。同じよ。バターにどんだけつけこんでるんじゃ・・・・っていう。あたしが送ってもらっていたのも何回かミュンヘンのだと思う(ミュンヘン在住)
そしたら、友達が旦那用の「ドレスデン製のシュトーレン」を食べちゃったのよ。そうしたら、姑さんが怒る、怒る。
ROOMIEからお借りしました。
シュトーレン(ドイツはシュトレン)は「ドレスデン製」じゃないと「シュトーレン」じゃないの。シャンパーニュ地方の発砲ワインが「シャンパン」みたいに、「ドレスデン製」じゃなきや「シュトレン」と認めない。「シュトレン祭り」があるくらい。
シュトーレンにはすごい信念があって、ものすごいこだわりがあるのよね。さすがドイツ人。だから「なんで息子のを食べてるんだ!」みたいな。
それで大喧嘩。シュトーレンをみると想い出すわ。
「クロイツカム」のシュトーレンは、白いあぶら紙に包まれていて、赤い文字が書いてある。
それを破って中から出すあの瞬間!!!
置いとくとジワー・・・・とバターがにじむ。
今は亡きおかんと食べたり、祖父母、叔母に持っていったり、友達にお裾分けしたり。
美味しかったなぁ。
家族と過ごすのがクリスマス。
寒い冬をそうやって乗り切ります。