シュナーズをとっ捕まえてご飯まえに歯磨き。
さすがに7頭もいると・・・と言われるのが嫌で意地でもやってる。
あたし、爪伸びすぎ。
愛しのポテリン・ド・ウィちゅきー。
基本あたしはスケラーを使わないのだけど、歯科で傷ついてしまったところに油断すると黒いものが付着する。人間の歯科で言われたのは「黒かび」の一種。ただ、犬の歯科ではそこまでは研究されていないそうで、病院に行くといつも質問攻めにしてしまうので、あたしへのハードルも日々高くなっていく。歯肉炎は二か所。
肉眼でみてわからないところは写真を撮るとよくわかるな。
スラ太郎一座の団長 スラ太郎。
うちに来たときからの歯の写真は全て取ってあるんだけど、歯の先端だけなぜか茶色かった。茶渋みたいな感じ。歯科に行っても「審美ではありませんから」と言われていて半ばあきらめてたんだけど、最近、白くなってきた。歯肉炎はなし。ウィちゅきーと噛みつきあいになり一本歯が抜けた。というか根本から折れた?
ちびっ子ギャング エリエリえっちゃん。
うちに来た次の日から歯磨き。順調に歯も抜けて歯並びも色も歯茎もキレイ。
エリは二本癒合してる歯が二つあるので、「癒合歯が二本」ということになる。「癒合歯は弱い」と聞いていたので、歯が生えてくるところからかなり気を使って歯並びとか病院に相談してやってきたけど、上手に歯が生えてくれた。えらい子エリエリ。あたしのたからもの、ちびっ子ギャング。
この子はあたしにいろいろ勉強させるためにあたしのところに来たんだろうなって思う。
「癒合歯」のことはかなり論文を読みまくった。ここに写真、映像を載せられないような実験映像。みて何も思わない人もいるだろうし、ショックを起こす人もいるだろう。きれいごとを言うつもりはないけれど、仔犬にこんなことをするのか?という気持ちでいっぱい。それが「動物実験」
あたしの黒麒 黒モルト
諸事情があり、歯磨きを細かく出来なかった二週間・・・・
うっすら歯石がつけちまった。あたしの責任だ。スケラーはプロの方に頼んだしても、どんなに上手でも歯に傷をつけてしまう。ポリッシングをしないとキレイにはならない。ポリッシングまで出来るようになればいいんだけど、それは医療行為。加減がわからないと歯肉を破壊してしまう。
まだ、エリもモルトも「歯」と「歯肉」の間が密着してます。これがウィチュやスラになるとじつは隙間が空き始めています。ここを気を付けて磨かないと「歯肉炎」から「歯周病」になってしまう。
あたしの七つ道具・・・の一部。コレクションになる始めてるぜ。
あたし必死なのだよ。
やってもやっても良くならないのは「内臓がSOSを出しているから」ということも実感した。東洋医学をかじっておいてよかったと思う。
うちの子たちは歯ブラシを嫌がらない。だから病院でも治療がしやすいといわれる。
このくらいの熱心さでトリミングに当たればどんだけ犬をキレイに出来るんだろうと、歯磨きをしながら毎日思う、あたしである。