考えることがあり過ぎて、暴走気味のあたしでございます。
うちのお里出身の白シュナちゃん。
食欲不振が続いていて、入院したって。
「台風」の被害が気になって、ブログにお邪魔したら「入院」の二文字が。
セカンドオピニオンの結果、病名などはちょこっと深刻らしい。病名とかは一切書いていないけど。去年、藍の点滴に通ってた時、毎朝一緒だった子は急性膵炎だった。食欲不振・・・って言ったら腎臓、肝臓の他、膵炎くらいしか思いつかない。他人事じゃない。
あたしね、藍、フランを亡くして
「シュナウザーのための薬膳」
をって思ったんだ。
巷では「生肉」のみとか、「穀物不使用」とか、偏った食事が流布している。
ドッグフードが全て悪い訳でもない。家でつくるご飯だけが全てじゃない。
メディアで流される情報が全てではない。
みんなが「お金持ち」でもないし、みんながすぐに「病院」に行けるわけでもない。
家で簡単に、自分たちの生活と同じように、何か出来ることがあるはず。
あたしみたいな「ひとり者」は「保護活動」が出来ない。「結婚」もしていないし「仕事」してるから。「出来ないのなら」って思った時、「じゃ『本当』のシュナウザーを持ってやろう」って思った。諸々あって。
その結果、「そんなことをしてもどうにもならないんだ」と実感した。「啓蒙」なんてどうにもならない。
なぜなら、「ペットショップ」に並ぶ子も、「ブリーダー」から購入する子も「育種家」から譲ってもらう子も一般的には「区別」がつかないから。
「ペットショップ」には「ブリーダー」から流された子がおり、「ブリーダー」の種雄、台雌には「育種家」の犬がおり、しまいには用済みになった子は、「保護犬サイト」に垂れ流し。
「ブリードレスキュー」・・・命を助けたいのはわかる。でも、それは「トカゲのしっぽ切り」どことどこの犬舎がつるんでるか、ご丁寧に犬につけた「名前」まで一緒。
だからといって、極端すぎて、15歳過ぎてるかもしれない老シュナの女の子にまで避妊手術をする。本当に助けたいのだったら、避妊・去勢の良しあしも考えないと本末転倒になるんじゃないのか?
あたし、ずっと目をつけてた。
保護犬サイトに載ってた写真
とある犬舎のブログに載っていた写真。
それなら・・・うちのお里出身の子たちだけでも。
あの手この手近づいてきて外に流れてしまった子。
あの手この手で近づいてくる人たち。
また、その流れてしまった「遺伝子」たち。
流れて「利用される遺伝子」たち。
もし、不幸にも幸せでないなら、辛い目にあっているなら、あたしが引き取りたい。
おうちで愛されて家族の一員で、空に溶けるその日まで、ただただ幸せに暮らしている・・・それは素敵なこと。
もし、ただ「遺伝子」をとる為にだけ使われているのなら・・・
「その犬種を愛して、その犬種の特性を理解し、その犬種の存続のために『種』を残している」のではなく。ただ「金」のためだけに、使って捨てられたのだったら。
全ての犬を・・・全てのシュナウザーを・・・そんなもの、どうやったって無理。
なら、せめて、うちのお里出身のシュナウザーだけでも、縁のある子、血が一滴でも入っているなら、その子たちだけのために、何とか出来るのならば何とかしたい。
自分は「傲慢」だと思う。
自分は「無力」だと思う。
なんとか手助けをしたいと思うけど、手が届かない。
もっと「勉強」も
もっと「経験」もしないとわからないことだらけ。
あたしは生まれてくる命の側ではなく
生きていく命
生きていこうとする命
死んでいく命
此岸の淵で踏ん張っていこうと思う。
あたしにとって食は祈りなんです。
どうか、白シュナちゃん、元気になりますように。