藍の藍色のレシピpart11

藍だよ。

雨だよ・・・眠くて仕方ないよ。

冬眠の時期かねぇ。

国産パプリカ

母の友達の息子さんが実験的に「パプリカ」を作る事業に参加。山形の新庄市では気温が寒いらしく、「パプリカ」がなかなか赤くならないのだとか・・・

で、「お姉ちゃま食べる?」との事で「食べる、食べる」と即、送ってもらった。新米も一緒に。うちのおかんにお供えして~との事。あいあいさー。甘酒にしたんだだけど、いつもと何かが違って「濁酒?」・・・おかんが、飲みたかったのか。

すごく甘いパプリカ。生でも、炒めても煮ても美味しい。

Sarahちゃん生で「むしゃむしゃ」

パプリカ 温 肝 脾 心 腎 気を巡らせ、胃腸の働きを活発にします。ビタミンCも豊富で、ワンコは体内でビタミンCを作れるけど、フィラリアの薬などの解毒などの事を考えると、時期的にナイスな食材ざんす。身体も温めるしね。

豚汁と海鮮粥

自分の分の海鮮粥に作っておいて除けといた豚汁の具をイン。

白米 鶏むね肉 帆立 アサリ 牛蒡 人参 里いも 椎茸 昆布 鶏卵 トマト 鮪油 ごま油

豚汁は好きね~本日はみそを投入する前のもの。去年、Fram闘病中はみぃちゃんママが作ってくれた「手作りみそ」で豚汁を作ってあげたのだ。豚汁は人間用の物を15倍くらいの薄さにしたもの。高血圧の人が食べるのと同じくらいの濃度。

本物の「発酵調味料」ってすごいざんす。腸内環境整えるざんす。

ドッグフードが流行る前って「味噌汁かけご飯」だった。当時、アトピーもガンも子宮蓄膿症もそんなに聞かなかった。病気って、「なっちゃう」ものもあるけど「しちゃう」ものもある。藍のこともあるし、これからも気を付けていかなくちゃ。

ブロッコリーのミルク粥

白米 鶏むね肉 帆立 白菜 えのき 鰹節 ブロッコリー

ブロッコリー 甘 平 腎 脾(胃) 脾の働きを高め、腎を補い、脳を活性化させます。(カリフラワーと親戚なので、同じように扱います)

ブロッコリー自体は「抗がん作用」で母の看病の時に使ってました。

南瓜と薬膳粥

薬膳の「八宝粥」の変形。旧暦12月8日にお釈迦さまが悟りを開いたことにちなんだ名前らしい。12月8日に作って食べれますが、缶詰も販売されてるし、一年中食べてるね。

たまに、食べたくなるんだよね。キル―ピーは好きざんすね。

ご飯が終わったり、ご飯を待っていたり・・・

これは、Slashが来る前ね。引き戸が開いているから。

SlashとWhiskyがやり合ってから、引き戸は開けっ放しは出来なくなった。

藍はこの引き戸のサンの上で寝ながら、台所を見ているのが好きだった。近くもなく遠くもなく、私の姿を見るのに「調度いい位置」だったのだろう。

川崎でもそうだった。

必ず、WhiskyかSlashが藍の側にいてくれた。これは感謝している。

柴犬が脱走して私の方に突進してきた時、私と藍を護るように身体を横に入れてきたのはWhiskyだった。(←近所の仲良し柴犬ちゃんだったので、私を見つけて喜んできたのだった、で、捕獲)

かわいい、かっこいい写真はプロの方が撮ればいい。私は生きた証が撮りたい。一緒に生きた証、生きるってことはきれいではない。

後で見て泣けてくるのはがむしゃらに生きた写真。または、こんな表情をしていたのか・・・という写真。

どうでもいい日常が、一番、懐かしくなる。

この小さな幸せがどうか、どうか、続きますように。

藍はもういない。押し寄せてくる後悔の念と懺悔の日々。苦しくて苦しくて、逃げ出したくなる。恨めるなら誰かを恨みたい。だけど、そんなことをして何になるのだろう。私のかわいい藍はもういないのだ。亡骸ですら焼いてしまって触れる事すら出来ないのだから。

藍の側で藍を護ってくれていたこの子たちを、護り続けよう。

それが、いまの私の生きる糧。

・・・藍だよ。

ずっと、側にいるよ。姿は遠いところに来ちゃったけど。

今までも、これからも ずっと 一緒。

・・・ねえねちゃんだよ。

離れているけど、藍がお腹を空かせないように

ずっと、ご飯を作るからね、手で食べさせてあげれないけど。

心は今もこれからも 藍の側にあるからね。

お前はなんてかわいいんだろう。切ない。