かぶの葉

かぶの葉ってきくと「食べれるの?」って聞かれるけど、春の七草の「スズナ」です。

秋のかぶは甘みがあって、かぶの葉の部分はね、肺に潤いを与えるんです。

貧血防止にもなるしね、本来捨てるところなんてないんです。

調理次第で、どうとでもなる。

うちの子たちは、自分で引っ張ってきて、むしゃむしゃ食べてる。

必要だから食べるのだろうなって思う。

不思議に思うのは、日本ネギだったり、玉ねぎだったり、アサツキだったり、そいうものは持ってきて食べない。

昔は路端の草は食んで「解毒」をしてた。

現代じゃ何が撒かれてるか恐ろしくて食べられないし、食べないし、草っぱのないところが都会じゃ多い。

なんていびつな世の中だ。

おまえたちは、せっかくこの世に生を受けたんだから、大地を踏みしめて、風を感じて、お陽様にあたって、汚されてない水で育った命を頂いて、思い切り楽しんで生きておくれ。

老いたあたしはそんなことばかり、毎日、考えてる。