「飼う」ということ

あたしは「医食同源」だと考えてるから、全ては「食」から始まると思っている。

「飼う」って言葉は「食を司る」って意味になる。

シュナーズを「飼う」っていう言い方は好きではないけど、「飼う」ということは、飼い主が飼われている側のものの「食を司る」ってことになる。

今はイノシシでシュナーズの身体を暖めてあげようって思うんだよ。秋の乾燥で「肺(免疫)」がフル活動してるからね。

何を優先するかになってしまう。

まずは健康にと思ってしまう。

血を造り、髄を造り、血を蓄えて、血を巡らす。

冬は「腎」の季節であり、養生しなくてはそもそもならない。

血の元を造るのは「腎(冬)」だけど、血を蓄えるのは「肝(春)」

春に咲きほこるには、冬にしっかりと養生しないと、身体中に栄養が巡らせない。

正常に産出された犬の血液の寿命は110日から120日。3か月周期だと思っておけば、どの時点で異常が出るか予想が立つ。

つまり、春夏秋冬、養生しなければならない臓器に対応しつつ、食を管理していけばいい。

それが「飼う」ってことなんだな。

あたしに出来ることってそれくらいしかない。

今日も美味しく召し上がれますように。