スラ太郎ちゃんは「胡桃(くるみ)」が大好き。
胡桃・・・「胡人の桃」ってことでしょうかねぇ。「胡人」とは中国の北方、西方の民族、または未開の地の人に対しての蔑称。だけど「胡人」っていうと「金髪、碧眼」って印象なのよね。美形しかいなさそう。
最近、シュナーズのお気に入り。
半額になってたので(←ここ重要)大量購入の「抹茶胡桃」これが案外うまい。
着色料にね「クロレラ末、クチナシ、ウコン」とあるわけですよ。
クロレラ 抗腫瘍効果、抗潰瘍効果、抗白内障効果 末期がんだったおかんも一時期飲んでた。その後はスピルリナへ移行。心臓病のフランにも飲ませてたよ。
クチナシ(山梔子) 清熱瀉火、除煩、利湿、涼血解毒 、身体の荒熱を取り除いて炎症を治めます。エリタンにも効くね。シュナーズの毛をむしったあとのカイカイに応用できるのだな、瘡瘍腫毒。すっかり忘れてたよ、あたしゃ。日々勉強じゃな。
ウコン(鬱金) 涼血清心、活血止痛、行気解鬱、利痰退黄。いわゆる「秋ウコン」なので苦くありません。
「おう、着色料で“薬膳”になっとるじゃん」
まとめて「血をキレイにし毒素を飛ばしちゃうましょ、そしたら気分も晴れるよね」です、簡単に言っちゃうと。
そこにウィちゅきーのお抹茶と玄米粉を入れて「抹茶ういろう」を製作。
あぁ・・・スラ太郎ちゃんにバレた。ジップロックに入れて蒸かしてた時はきづいてなかったのに。
これですもん。
一口サイズに切り分けて。ほれ。
胡桃は「脳」の形をしています。薬膳には「似類補類」という言葉がありまして、「形の似たもので補いましょう」という考え方があります。ですので「胡桃」は「脳」に効くと考えられてます。「脳」と関係があるのが「腎臓」を含む「腎」です。「心は神を蔵し神明を主り、腎は精を蔵し脳に通じる」・・・「腎」が弱ると「脳」も弱っちゃうんですね。逆に「脳」を助けてあげれば「腎」の負担が減るということになります。
美味しく食べて、薬になるのなら、そんな素敵なことってないじゃない?
お前たちがいてくれるから、毎日が勉強、復習です。
ありがとうね。お前たちはかわいい。