災いも三年経てば用をなす

エリタンと朝ん歩中、呼び止められて。

昨日、妹さんが69歳で肺がんで亡くなったと。

来週の5月26日は妹の70歳の誕生日で、せめて、誕生日まではと思ってた。

母は92歳で元気で四人姉妹の私たちはいつも5人で旅行に行っていたのに。

途中から泣き出してしまわれた。

コロナで来るなと言われた。

静岡まで新幹線で一時間なのに、昨日の危篤の中、一目あうことも許されないのか。

一晩中泣き明かしたと。

神奈川と静岡では県を越えるから、会うことも許されない。そんなふざけた話があるか。

あたし、思わず言ってしまった。

不要不急の外出じゃないじゃないですか。ゴルフ遊びに静岡まで行く馬鹿な政治家がいるのに、なんで、死んだ妹に会いに行っちゃいけないんですか?親戚に言われるんなら部屋中の窓を開け放して、席を外してもらって、一目お会いになってくればいいじゃないですか。

焼いちゃったら、もう二度と会えないんだよ。

人間の品性って「災い」の起きた時によくわかる。

これが三年たてば、なにか学ぶことがあるのか?

「少し元気でた!ありがとう」って。

何事も起きずに戻ってこられますように。

コメント

  1. イオ より:

    そうですよね。
    コロナ禍なのに旅行行ってる方いますよね。
    ご家族に会いに行ってはいけない、なんて事ないですよね。
    その方に何事もありませんように。

    • Kassis より:

      イオ様

      自分の「趣味」とか「遊び」で行く人はどうかと思う。理由をつけて「自分さえよけでばいいのか?」と思ってしまう。
      「怖い、怖い言ってても始まらない」って知人に言われたけれど、叔父はコロナで病床が無くホスピスへ。ご近所さんは倒れてたらいまわしにされた挙句なくなってしまった。コロナでなかったら、病院だって受け入れられたのに。
      田舎だから神奈川からきて「コロナを持ってきた」といわれたくないのでしょうって。本人はコロナに罹患してるわけではないのだから、用心して、行ってくればいいと思う。
      「遊び」と「永遠のお別れ」を一緒にしてほしくない。とても仲の良かった姉妹だったそうで、数日前までラインでやり取りをしてたのですって。いろいろごっちゃにしていう人いる。
      気を使って死に目にも会えないなんて、あまりにかなしすぎる。