永遠の命

『十二国記』繋がりではあるんですけどね。

うちのオカンが具合悪くて、楽しみもないので読んでいた本の一部でございますね。 祥瓊が出てくる巻でございます。

ここに出てくる「王」の側で働く人は「仙籍」に入り、所謂「死」が無くなるわけです。

徐々に癌の末期になっていったオカンの介護をしてたわけですが、言うわけですよ。

「お母さんも『麒麟』が欲しかった」

「麒麟」が「王」に選べば、永遠の命を得るわけですから。「王」が道を踏み外さない限り、その命は永遠です。

まだまだ、生きていたかったろうに。

やりたいことだってあっただろうに。

聞いて聞かないフリをしていました。

実はウィちゅきーが家に来たとき「麒麟」がきたと思いました。

女の子の比べてあまりに大きかったので。

いまではあたしの愛しいウィちゅきーです。

ウィちゅきーとだったら、どこまでも生きていきたい。

うちのオカンに見せてあげたかったよ、ウィスキー。

キレイなものが好きなオカンだから、大喜びだったと思う。

永遠の命もいいのかな・・・と思うことがあるあたしでございます。