問題の在処

朝からウィちゅきーの様子が変。

なにかか変。

「セロトニン」が関係しているとは言われている。

では単純に「セロトニンを増やせば」いいのか?

「セロトニン」の材料は「トリプトファン」

食物から取り入れられた「トリプトファン」は「セロトニン」に。

夜になると「セロトニン」の一部は「睡眠ホルモン」と呼ばれる「メラトニン」に変化する。

「セロトニンの低下」と簡単に言う。「そんなもの脳波を図ればいいんだ」と簡単に言う。飼い主の気持ちを獣医は簡単に置き去りにする。

「セロトニンの材料」の不足なのか。

「セロトニンに変える機能の問題」なのか。

「何らかのストレスでセロトニンが足りなくなってしまう」のか。

「セロトニンと全く関係ない理由」なのか。

同じ薬を使ったとしても全て対処法が違うはずなのに。

乱暴に「突発性激怒症候群は癲癇の一種だ」とか言わないでほしい。

似てるし、関係もあるけれど、あたしからすれば「心」と「腎」の違いだろうと思ってしまう。出発点が全く違う。

朝から薬膳スープ制作。

鶏むね肉 タラ ホタテ貝 人参 ブロッコリー 椎茸 キャベツ 枸杞 百合根 昆布 焼いた鶏皮 杜仲茶

鱈はめまい・心悸・不眠にも作用する。「腎」を補うのは鹹味(塩辛味)が必要。ウィちゅきーには微要素が重要になってくる。

遠い昔、ウィちゅきーは「こんなバカ犬、ダメ犬」と言われたことがある。言った本人にしてみれば悪い冗談か笑い話のつもりかもしれないが、飼い主を前にそんなことをいうのかと顔をみてしまったことがある。もし、その一言が原因で「突発性激怒症候群」のトリガーを引いてしまってたとしたら?「心」に関係するのだから悪意のある言葉は刃にも代わる。そして言っても放っておけばいい人と、決して言ってはいけない立場の人がいるはずなのに。

人も犬も「たった一言」で救われることも、地獄に突き落とすこも出来る。

あたしは美味しく薬になる料理を作っていこう。

ウィちゅきーはいてくれるだけで、あたしはしあわせ。

少しでも、このしあわせが続きますように。