繊維軟骨塞栓症のことをブログに書いたら、情報をくださった方が数人いらっしゃっいました。
その中でも、自分の愛犬が罹患した方や、「××さん、繊維軟骨塞栓症の情報を持ってますよ~」とラインをくれたり、uさんありがとうございます。
情報をくださった方、心からお礼を申し上げます。
実は罹患したのはスラ太郎ちゃんの同胎の子でした。
このブログを読んでくれているかもしれないスラ太郎ちゃんの同胎の方へのメッセージでもあります。誰が同胎なのかはオーナーさん自身ならわかるからです。以前コメントを残しておいてくださいました。こんなマイナーなブログをみつけてくれるくらいだから、スラ太郎ちゃんの兄弟をものすごく大事にしている方なんだと思うのです。
あたしがここで残しておくのは、自分のため、また、誰かの役にたつ日がくるかもしれないからです。
繊維軟骨塞栓症は遺伝性の病気ではありません。どんな子でもかかります。
ただ、東洋医学的に考えると「腎」の弱い子は気を付けておく必要があると考えました。これは「個々の体質」になるかと思います。また、住んでいる地域、環境、食べものなどいろんな要因があるかと思います。「腎」は「骨髄」を司るからです。西洋医学的にいうと中枢神経系も担当するかと。
「血」がドロドロになってしまえば、梗塞は起こります。これは人間も一緒です。
これからの季節、水分補給をこころがけて、水分をとらない急激な運動などは気を付ける。
犬でも、人間でも「水を飲む」ときはすでに「渇いた」状態です。
なので、散歩前や運動前の水分補給はいろんな病気の発症を予防できると思います。
実はクーラーも怖いのですよ。
渇ききると「水分」って喉を「通らない」んです。乾ききった植木鉢に水をあげても水を弾いてしまうのと一緒です。
「水分」を補給してからも、「温かい水」「冷たい水」「体温と同じ水」で吸収される段階が違います。「水分」の「種類」でもまた違います。速さも違います。
きゅうりの塩もみを想像してください。
きゅうりを塩でもむと、きゅうりの水分は塩によってきゅうりから抜けます。
これを「浸透圧」といいますが、人間の身体でも同じことが行われています。
水は濃いものを薄めるほう、薄めるほうへ流れます。段階を踏みます。
なので、すぐには水分は身体には回らないのです。ちなみにこの身体にまわす作用は「肺」の仕事になります。「腎の母は肺」になります。「母の肺」が強くないと「子供の腎」を助けてあげられなくなります。
少しでも「未病」にしておければ・・・と思い書き留めました。
考える機会をくれたお里の姉やんに感謝です。