九月一日

九月一日は父の命日。

父の大好きだった鰻を買いに行きたかったけど、行くことも叶わず。

シュナーズに白焼きも買ってきてやれなかった。

九月に入ったから、これからが鰻が美味しい季節。

死んでしまった父が食べられるはずないけど、食べさせてやりたい。

きっと、自分が死ぬまでこういう気持ちを抱えて生きていくんだろうな。

自慢の娘でいてやりたかったな。

性格上無理だけど。

あたしが生きてる間は、墓守りはするよ。

それで、勘弁してよね。