始まりは漠々としている

まっこういうところじゃなかったら、天文観測所なんて作れないんだろうけど。

世界に誇る天文観測所を作るにも、石を取り除くことから始まるんだろう。

街から、車でどのくらいいくのか知らないけど、

通って、通って「道なき道」に「道」が出来て。

一つ、一つ運ばれて。

誰かが築きあげた上に、今度は、弟たちが作っていく。

石を取り除くという小さな仕事も、

手を抜いたらその上には大きな仕事は成り立たない。

真面目にやっても、やらなくても刻々と時は過ぎてゆく。

小さな石を取り除くっていう作業は誰にでも出来るかもしれない。

こんな仕事・・・と腐るより、取り除いて未来につなげることが建設的。

一つのことがらで、人はどれだけのことを学べるのだろう。

毎日、写真を送ってくれる弟に感謝。

不肖の姉は毎日弟に頭が下がる思いでいっぱいです。

大きな空。

地球はとても広い。