だんまり、暗闘、暗桃とも。
ようは「腹の探り合い」ね。
これはいま世界を巻き込んで問題になってるどこぞの中二病の御仁とか、身の回りでも起こってることで。
「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」通称「白浪五人男」河竹黙阿弥の作だけど、まだ、あたしが大学に通ってた頃は劇芸に黙阿弥のお孫さんが先生をされてたのよね。いい時代だったわ。生で話を聞けたから。
Wikipediaより 稲瀬川勢揃いの場
暗闇の中で腹の探り合い。
あぁ。こわい、こわい。
だんまりを決め込んでいたって、結局は欲にかいて化けの皮が剥がれる。
あぁ。こわい、こわい。
叔父によく「お前は欲ったかり」って言われたけど、あたしは他の親戚と違って、物を要求したり、金銭を要求したことなんてなかったわ。
その「欲ったかり」のあたしが、叔父の介護をして、叔父の葬式を出して、叔父叔母の法事をして、叔父の愛犬を看取って荼毘にふして、それでもあたしは「欲ったかり」なのか?と叔父に聞いてみたいわ(笑)ほんと。
きっと叔父は「だんまり」だな(笑)
お後がよろしいようで。