「突然ですが、ハッカ油の中毒症状ってありますか」
と、昨日突然ラインがきた。
で、すぐに電話した。
「犬ですか?人ですか?」
「わたし」
ハッカ油。どこの商品なのかわからないので成分がわからない。
が、チアノーゼを起こした例などがある。
結果からいうと、気分が悪くなり、その後、本日病院に行かれました。
怖いんです、実は精油って。
あたし愛飲の「ソルマック+」これは飲んだあとの必需品。
赤い丸の中に「メントール味」って書いてあるのおわかりになりますか?
気分のすぐれない時、吐き気がするとき、メントールの香りは駆風薬 に使われます。
香りに乗って「気」をまわし、溜まっているものは排除します。これも「量」と「質」によります。
これは「ひのき」の2018年分析の精油です。赤い丸の中「86・119%」とあります。
これはこの精油の中に「モノテルペン炭化水素類が86・119%」が含まれていますよ。
という意味。
こちらも「ひのき」2017年赤い丸の中「73・982%」とあります。この精油の中に「モノテルペン炭化水素類73・982%」が含まれてますよ、という意味。同じ「ひのき」でも年によっても成分違うし、ロットによっても違います。ということは「同じように精油として使っても効きが違う」のでは?ということになります。
そしてキチンとした会社なら「成分表」が付いてきますし、ロットナンバーも記載されています。
このコロナの中、「ハッカ油」も注目を浴びています。マスクにたらしたり、薄めてミストにしたり。
これは「アルベンシスミント(和ハッカ)」ケトン類を含むので「乳幼児、妊婦さん、心疾患を持たれてる方」には禁忌です。血管収縮作用があるからです。昔は堕胎薬として使われていたことも。
ハッカ油と呼ばれているものは、この「アルベンシスミント(和ハッカ)」が主なのかな?
とても清涼感がありますし、いまは虫よけでも使われているみたいです。
香りというものは、直接「古い脳」と呼ばれる「大脳辺縁系」に伝わります。香りの物質が鼻の粘膜に吸着し、電気信号に置き換えられて脳に伝わるまでそのスピードは「0・2秒以下」とされています。
安全だとされているものでも、個々によって違います。
藍ちゃんは、色んなことが重なったけど、蚊取り線香は大きかったと思います。
身近なところに中毒になるものがたくさんあるのです。
そして中毒だと自分ではわからないかもしれない。
病院に行くときは、少しでもその可能性を伝えてください。その方が治療がはやく進むと思います。
あたしが味わったような悲しみや苦しみが訪れませんように。
でも、藍のことを想い出してハッカ油を捨ててくれてよかった。もし、そのままだったらもっとひどいことになってたかもしれない。
藍がねえねの大事な人を護ってってくれたんだね。
ありがとう。