ミュゲの日

一昨日の明け方だったと思うんだけど、おかんの夢を視た。

今回はすぐにおかんが死んでるのわかったから、「なに、迎えにきたの?」と訊ねてしまった。

なにやら、きらきら川を見えるし、なんか全体が白くて、あぁ、これが死ぬ前に見える脳現象の「天国の門」か・・・とか思ってしまった。

そしたら、おかんが何やらにこにこ、にこにこ。

なんか、白い花を仰山持ってるわけよ。

すずらんだった。

すずらんは実は「毒」がある。

花言葉は「純粋」だとか、「幸福の訪れ」とか。

「意識しない美しさ」というのもある。

そうね。「幸せ」は「幸せ」な間はわからないわね。

「幸福の訪れ」も何かから脱却すれば、幸せだと思えるわね。

「毒気」がなかったらわからないわね。

「毒を持って毒を制す」って言葉もあるしね。

きっと、おかんのあたしに対する「謎かけ」なのね。

ぱっと目が覚めたら、ミエルがあたしの顔の傍にぴったりくっついて寝てた。

腰と首はまだまだ痛いけど、動けなくはないからね。

そんなこんなでまた一日が始まる。

まだまだ、そっちには逝かないよ。