あたすが、破けてしまったモンペを「繕っている」と、シュナーズおトイレ係があたすを
・・・ほめる。
「すごいですね!!縫物ができるなんて!!」
「あんな、嬢ちゃん。これな「縫い物」じゃないねん、「繕い物」やねん」
お前はアーナンダか。悟りをひらけよ、悟り。
あたすが繕いもんしとると、シュナが寄ってくる。
「それ、ミミエルのおもちゃ?」
「あんな、ミミエル。これな、ねねちゃんのモンペやねん。おもちゃじゃないねん」
「ねえねちゅわ~ん、それ、僕のおもちゃ?」
「ちゃうねん。ねえねちゃんのモンペやねん」
まだ白いのが生きてた頃。よくおもちゃを「繕ってた」
すぐに壊すから、ピーピーをお腹から出して、綿も出して、外側だけ洗って煮込んで消毒して。さらに、日光消毒。それを、もとに戻して新しいピーピーを入れて、お腹を「縫って」た。
だから「繕い物」してると、シュナーズ期待して寄ってくる。
それを覚えてしまうくらい「繕い物」をしてたってことか。
あたすって、やっぱり「昭和」だ(笑)