この時期はつらいっすね。
あたしが「スキルス性胃がん」じゃないかって思って、主治医のところに。
「吐き気ない」「血便ない」「胃痛ない」「便秘ない」そして「痩せてない」ってことで、胃を硬くなってないし「スキルス性胃がんではないでしょう」ってことになった。
胃腸専門医のところに行ったら急をようするものではなさそう・・・ってことだったけど、6月26日に内視鏡検査をしてもらうことにした。胃になんとなく違和感があるのだ。
医者って人の不幸で飯を食ってるくせに、えらく偉そうなので、あたしは嫌い。
人間として「どうなの、あんた?」ってのばっかり。
一番こわいのは、あたしになにかあったらWhiskyがどうなるか・・ってこと。
この世のなかでWhiskyを理解できるのはあたししかいないと思う。
いくら話しても理解してもらえないから、もう理解をしてもらおうと思わなくなった。
サプリの管理だって、食事の管理だって他人に出来るとは思えない。
藍の時もそうだった。
毎日が愛おしくて、毎日が奈落の底だった。
そんな中、藍が死んでしまった。
以前の主治医ではなくて、いまの主治医に言われた一言がなかったら
あたしは生きていなかったかもしれない。
どうやっても藍に生きていてほしくて、あがいて、気が狂るわんばかりで。
モンスターに見えてもどうでもよかった。
あたしの藍を失いたくなかった。
藍はこんなに苦しそうなのに、あたしはまだ
「生きていて」と望んでしまうのか?
間違っていないのか?
その時に言われた一言。
「この子は目が活きている、この子は生きようとしている」
この一言がなかった、廃人になってたと思う。
そのくらい藍の死は破壊的だった。
Whiskyはとても静かな子。誰よりも優しい。
もし、Whiskyが手に負えなくなってどうにもならなくなった時は医者の手は借りないと決めている。
もちろん、そうならなうように管理していくけど。
胃腸専門医の一言にも救われた。気持ちを掬いあげてもらうことで救ってもらった。
あたし、いま死ぬわけにはいかない。
何もみつからないことを祈る。
雨のながめ。
気分はダダすべり。