きゅうりのお馬さん なすの牛さん

帰ってくるときは 早く着くように

戻って帰るときは ゆっくりと

せつない・・・

むかしの ひとは みえないものを だいじに してた

嫁っこミミエルを連れて、とびきりのお馬さんをgetしようと、柏葉朝市へ。

ミミちゃん、きゅうりとなすをgetしたいのよ。

ねねちゃん、あっちかしら?

うん、あっち。

におうわ。ふん ふん ふん

・・・・嗅ぎ過ぎると、また、逆流性しゃっくりが。

ミミエルがうちにきた頃、逆流性しゃっくりがひどかった。咽頭部分での異常で起きるらしいけど、調べたけど何でもなく、始まったら「鼻に息を吹きかけて」と言われて、そのように対応してきた。忘れてたくらいだから、ここ最近起きてなかったんだわ。

ここんところ、「朝の散歩」で多い。一瞬「ぎょっ」とする。健康診断の時に再度診てもらおう。

残念ながら、きゅうりもなすもなかったわ。おかんと藍リンにとっておきの乗り物を用意しよと思ったのに、ちっ。

ミミエル・・・あたしはね、いろいろ反省なのよ。

この間、日之出川公園であったマダムは、真っ先に来たのはSarahぺっこのところだった。

ミミエルを後回しにしてるわけではないんだけど、一番やりにくいのがミミエル。

幼稚園、保育園の先生は心理的に「かわいい子」を抱っこする。

はっきり、

「ペットタイプ」を飼っているか

「ショータイプ」を飼っているか

「テリア系」を飼っているか

で言う事、指摘する事、触る犬が違ってくる。もちろん、そこに携わる人間も。

声をかける人間の心理的なものなんだろうけど。

お前はあたしに似て、貧乏くじばっかり。

自分の母親に言われてきた事を、お前にいうとは思わなんだ。

母親は貧乏くじなんて、まったく引いてこなかった人だったけど。

母はこんな思いであたしを見てたのかねぇ?

だとしたら、毎日、どれだけ切なかったろうか。

「もう少し待っていてね・・・

もう少し我慢してね・・・

お姉ちゃん、あと、ちょっとで終わるからね・・・」

そうだ、あたしもずっと待っていた。小さい頃から。

ずっと ずうと待って、我慢して 我慢して 我慢して・・・・

そおして、お母さんは死んじゃった。

あたしの空は落ちてしまった。

藍にしてしまったことを、お前にもしてしまっているのかもしれないね。

トマトを食べようっか?

元気な色だよ。

もうすぐ、おかんも藍も帰ってくるよ。

そおしたら、また、楽しく、ご飯を食べよう。

もう、待たせたりしないから。

藍はトマトの飛行船で帰っておいで。