パンドラの箱

パンドラの箱

開いてしまったら「災い」という災いが、世界に飛び出した

箱の中に残ったのは「希望」

・・・「希望」は残ったのか。

・・・「希望」しか残らなかったのか。

ねえね、ミミエルを一度でいいから、ショーに出してあげたかったんだ。

出せる方法をいろいろ探したんだよ。

でも、もう、何を言っても負け犬の遠吠えなんだ。

お耳、痛いよね。

トリマーさんに言われたね。

「耳にトラウマが残ってしまう子もいるんです」って。

いまだに、耳の内側は嫌がるもんね。

ごめんね。痛い思いさせたのに、一度も出してあげれなくて。

ごめんね。甲斐性がなくて。

ミミエルはねえねが大好き過ぎちゃって、よく、藍に嫉妬してたね。

藍も気の強い子だったから、ミエルに吠え返してた。

でもね、藍はシニアなんだ。

ミエルに噛んで放り投げられたら、怪我をしてしまうんだよ。

ミエルが噛んだ相手は藍だけ。

藍の世界は「私」だけ。

私の世界も「藍」だけだった。

ミエルの世界は「私」が全て。

「私」が「イエス」と言ったことが全てなのだろう。

だから、我慢することも多かったんだろうね。

世の中「勝てば官軍負ければ賊軍」

きれいごとを言ったって、結局はそういう事なんだね。

そういう人間つきあいを、私がしてきたんだろうね。

ミエルを出してあげたかった。楽しく遊べるなら、もっと良かったけれど。

ねえね、忘れてたんだ。ミミエルのパパがうちに来る日の朝の事。

納得のいかない事はする事は止めた。

知らない相手に指一本、お前たちを触れさせたくない。

たとえ、それが、どんな理由だったとしても。

だから、今夜も安心してゆっくりおやすみ。

「希望」しなければ「絶望」はこないから。

明け方、リトルミィことmielと散歩に出た。 さすがに、11月。月も星が冴え冴えしてる。

ごめんなさい。感のいい方、削除する前のブログを読んで頂いた方々、ご心配をおかけしてすみませんでした。

諸事情がありまして、大荒れの天気でございました。

体調のほうは相変わらずですが、少しづつ物は食べております。

シュナーズ共々、これからも、よろしくお願い致します。

kassis