毎日、犬連れて、公園やら、町内やら、商店街を行き来してるから、見かけないと心配になるらしい。
最初は仕事が忙しいのかな?くらいに始まって、川崎に帰ってるのかな?になり、身体壊してるんじゃ?と電話がかかってくることになる。
あたしが背中が痛いとこぼしているのを、Hさんから聞いたSさんが持ってきてくれた。
Hさんにも大量に貰っていて、実は、町内挟んだFさんからも貰ってる。
どこの家もあたしぐらいの年齢の子供の親御さんだからね、あたしもついついお節介をやいちゃうんだけどさ。
年配の一人暮らしって、時代の流れについていけないこともある。
携帯の扱いとか、ネットで買い物するとかね。
横浜のチベッと呼ばれるこの場所じゃ、バスは一時間に二本。あたしが歩いて20分のところですら半日仕事。
いつもね、扉は開けておくようにしてる。
なんでも、聞きやすいようにしてる。
でもね、結局は、あたしが面倒をみてもらってるんだ。
今日はいくぶん調子がいい。
お粥を買ってきてあげなくちゃ。