万里鵬翼

『荘子』でございますね。逍遥遊なります。

受験の時は中国史は漢字が多くて得意ではなかったんですが、読み始めると奥が深い。

たまに読み直したくなるんすよね。

空は果てしないっすよ。遠くて広くて。

その空へ飛びだすには、大きな翼を勢いよく羽ばたかせないと飛び立てない。

『万里鵬翼』

北冥から南冥に飛び立つ鵬雛。

だけど、風が吹いた時に一気に飛び立たないと飛び立てない。

モルタンの現状はそんな感じ。

「感情」というものが、ひとつだったら事は簡単。

相反する「感情」が己の中ですら「交錯」する。

その「交錯する感情」をコントロールしなくてはならない。

「我(が)」を捨てられるか、「我(が)」を捨てられないか、そこが難しい。

モルタンは愛嬌があって、面白くて、ユニークで、あたしの夢見た麒麟。

ご心配を頂いております、モルタン。

どかでみかけたら、応援してくださいね。