料理も化学、化学も「理」

台所より本日も愛をこめて。

宮古島の「雪塩ラボ」

珊瑚石灰岩でゆっくり濾過された海水で作られた、宮古島の「雪塩」はギネスで認定されるほどのミネラルが含まれておりますよ。

この塩にオリーブオイル、蜂蜜、卵白を混ぜますとクリーム状になるのです。

顔のパックによし、シャンプーによし。素晴らしい。

人と犬とでは皮膚、被毛のPHの値が違います。またここで問題があって「犬のシャンプーのPHが皮膚に与える影響」というものが出てきてしまいます。なぜなら「皮膚のPH」と「被毛のPH」は同じ(イコール)ではないからです。

逆に「皮膚のPHによる被毛の影響」というのもあります。ここでフィラグリンというたんぱく質がかかわってきます。

犬の皮膚は「弱アルカリ」です。実は卵白も「弱アルカリ」ちなみに卵黄は弱酸性になります。それに対して犬の被毛は「弱酸性」ここの「落とし穴」があるので、エリちゃんの肌の状況はすごく気にしております。食べ物の「性(せい)」で変わってしまいますから。

こちらは3月に、シュナーズをかわいがってくださっているマダムから頂いたGuérande Saltゲランドの塩でございます。

こちらもミネラルが豊富でございますよ。やはり入浴剤に使われてる方もおりますが、あたしはもったいなくて使えません。

塩分の代わりに、マグネシウムが多く入りますから、お味はまろやか。

実はマグネシウムは強力な保湿効果があります。細かくかくと間違った使い方をされる方もおられるので、細かくは載せませんが、タラソテラピーを想像してくださいね、海洋療法と申します。

料理は化学反応です。煮たり焼いたり、発酵したり。それを「食」することは「身体の中で化学反応」していることになります。それが「薬膳」です。

化学にも「理」があると、あたしは考えます。

何も知らない方からみたら、中には塩や卵白をシャンプーに使うことが「滑稽」に映るかたもおられるかもしれませんね。

ですが、化学式で表したら、現在使われているシャンプーだったり、化粧品には入っているものです。

もっとも、それはとても「劣化」していると思います、または劣化させないために「保存料」が入っているでしょう。それはブランドネームや価格には関係がありません。

私は母にもシュナーズにも、出来るだけ廉価な保存料を使いたくないだけです。

ただ、それだけです。

それが私の「理」です。

台所から、来し方行く末、愛をこめて。

「食」は祈りです。