俗世にどっぷりハマってるくせに、やってることは仙人な、あたくしでございます。
国産棗を入手。by長野産
乾燥棗には二種類あって、完熟した棗をそのまま干したものと、生棗を一度蒸してから天日乾燥させたものがあります。うちのおかんがやってたのは一度蒸してからのもの、庭にでっかい棗の木があったからね。本日はそのまんま干したものを使用します。生の棗はリンゴみたいな味がします。なのでカモミールティーみたいな香りと味ですよ。
この時点でウィちゅきー離れず。
一度水洗いした棗を(本当は)水で戻してから煮始めます。
黒糖(石垣産)、乾姜(見切り品の生姜を干しておいたもの)、枸杞子、桂皮、桂枝、本日は二陳と呼ばれる10年以上寝かした陳皮と近所のおばちゃんにもろた庭の温州ミカンの皮を入れます。ほとんどがウィちゅきーの普段の生薬ですね(笑)
煮始めると甘い香りが漂います。
棗と林檎と葛で煮ると漢方風「焼き林檎」になります。風邪の引き始めにはちょうどいい薬になりますよ。
棗の甘露煮の出来上がり。
庭の棗の木を切ってからそうそう国産棗なんて手に入らなかったから、作ろうなんて思いもしなかったわ(笑)ほとんどシュナーズの胃袋に消えてるもん。
シュナーズが欲しがるので、甘さ控えめ。
造血剤だから、ふさふさ毛が生えてくるかな?
美味しく食べて元気でいておくれ。