藍の藍色レシピpart34

交は軽薄の人と結ぶことなかれ 交わりというものは軽薄な人と結ぶものではない 上田秋成「雨月物語(菊花の契りより)」

重陽の節句と言えば「菊花の契り」だねぇ。

わんこは「軽薄」な子はいないねぇ。どの子も「一途」で・・・爆泣。

川中島白桃・・・か?

稲城市産 「稲城」 ほんの一週間くらいしか採れない。しかも市場に出回らない。

先輩、ありがとう。藍りん喜ぶ。

秋になって参りましたのでね、「肺」を強化いたしましょ・・・って事で。

スラ太郎ちゃんとミミエル親子。

最近、あたしの大好きなウオッカちゃんそっくりになってきたんよ。

お目目があたし好みになってきた。桃待ち。

切り込み隊長Sarahぺっこ。教えてもいないのに座って「おかわり」のみをする。「お手」はしない。もちろん、教えてない。

しかも「決まった時間」・・・・2回、同じ時間にあげたら3回目は要求するようになった。藍もそういうところあったけど、サラちゃんは周りの様子をよく観察している。この習性を生かすことを考えれば、いろんな事がサラちゃんとは楽しめる。うれし(笑)

ウィちゅきーは早すぎて写真撮れない・・・スポーツモードにすれば良かった。

「桃」は肺、脾、肝に作用。種子はバラ科なので「桃仁」という中薬になります。妊婦さんは食べちゃだめね。「毒」になっちゃう。

「梨」は肺、脾(胃)に作用。乾燥しがちな「肺」を潤しましょうってことで。

「桃」は水分を整えて潤して、「梨」は細胞を潤すことがメイン。

食べ物で、健康になれたら素敵だよね。

旬のものはお手軽だし、お財布的にあはは・・・

この時期になると読み返したくなるの。

上田秋成の「菊花の契り」

人間は簡単に裏切るけど、ワンコは死んでもなお、想い続けるのね、そんな気がする。

「菊花の契り」の登場人物は「9月9日にまた会おう」という約束の為に、自分の命を絶って「魂」で会いに行くというお話。魂は千里を走る・・・という言い伝えから。ワンコにも守れない約束はしてはならない。ずっと、信じて待っている。号泣。

青々とした春の柳を 家の庭に植えてはなりません。

交友は軽薄な人と結んではなりません。

楊柳は茂ったとしても

秋の初風の勢いには耐えられません。

軽薄な人との交友は縁を持つのもたやすいが、疎遠になって去ってゆくのもはやいのです。

楊柳は春の度に青く葉を染めるでしょうが

軽薄な人との交流は、便りも途絶えて訪れる日は二度とこないでしょうから。

「青々たる春の柳 家園に種うることなかれ 交は軽薄の人と結ぶことなかれ 楊柳茂りやすくとも 秋の初風の吹くに耐へめや 軽薄の人は交りやすくして亦速なり 楊柳いくたび春に染むれども 軽薄の人は絶えて訪ふ日なし」上田秋成 「雨月物語から『菊花の契り』」

「菊花」も秋には持ってこいの食材です。肺、肝で夏に疲れた目を助けてあげましょう。