子守歌ってどこの国の唄も素敵ね。
「わんわん物語」に出てくるトランプ。雑種・・・っていう説もあるけど、シュナよね?
プロの方にお願いしていた時のWhisky。
街を歩くと
「あっわんわん物語に出てくるワンちゃん!」
って言われてた。
↑2016年の時はあるにはあったけど、そこまで「異食症」は出ていなかったなぁ。
食後に床を舐め続けるのは、来てから一週間経ったくらいからだったかな。
クレートから出し始めてからだから。
2か月毎にトリミングを出していて、どうも9月くらいからおかしくなりはじめたのよね。
「異食症気味」が「完全な異食症」になり始めた。でも、この時は「異食症」だと信じたくなかったのよね。
夜中になると毎日吐く。うんちは下痢・・・・血液検査では問題なし。レントゲンも。
トリミングに出しても、坐ったきりになっちゃって。
無理に毛を抜かなくても、自分で気長にやるか・・・・って。
ストレスを与えたくなくてトリミングサロンにも出すのやめちゃった。
そういや、この時は、まだ、原因が見つからなかったのよね。
ただ、「毛」が生えてこなくなった。おかしいなって思ってた。こんなに毛ふき悪かったっけ?って。何かがおこっているって。
2016年12月にはまだ8・8㎏はあった。ここも後でわかるけど「錯覚」だった。
2017年7月12日 緊急手術
大学病院で内視鏡検査を・・・と言ってた矢先だった。
Whiskyのお腹に入っていたものは、タオル、おもちゃの一部、髪の毛、プラスチック、紐・・・・・
下にあるのが女医さんの手。出てきたものは400g以上あった。
7月11日の深夜。私の傍で寝てたはずのWhisky。7月12日の1時過ぎ、ちょっとうつらうつらしてたら、いなくなってた。
目を移すと、ドアのそばで動かなくなってたWhiskyがいた。この時Whisky6・5㎏。
Slashがうちに来る事が決まって、「貞女二夫に見えず」なのに、私がうつつを抜かしてたからWhiskyがこんなめにあってしまったんだ・・・と真剣に思った。
Whiskyはとっても優しくて。生真面目で。まったく冗談も通じなくて。
人一倍甘ったれで。
いっつも私を探していて。
とにかくべったりで。かといって私に依存をしているわけじゃない。
私がいなくたって生きていける強い子。
「わんわん物語」のトランプはレディの他に彼女がいたのよね。
Whiskyは私がいなくても生きていけるけど、
私じゃなかったらお前を理解するのは無理だったかもしれない。
やばいよなぁ。お前をみてると、涙が駄々洩れになる。
お前ってかわいいよなぁ・・・・
ごめんよ、お前だけを飼ってやれなくて。
愛情はかけてもかけても
かけ尽くすってことはないんだわね。
お前が具合の悪い時も、子守歌を唄ったなぁ。
心配で寝られなかった。泣きながら唄ってた。
早く、朝が来てほしくて。
・・・今は、ドア越しに聴こえるお前の吐息が私の「子守歌」