太郎と太郎

あたいは「長男」を二頭抱えている・・・・・

本来はこういう言い方大嫌い!重要な事だからもう一回繰り返すわ。

本来ならこういう言い方は大嫌い。

便宜上の話よ。ついでにオーナー(飼い主って言い方も嫌いなの、まだ持ち主のほうがまし)の事を「ママ」っていうのも嫌い。

「ママ」という尊称は「産んでくれた母犬」と「携わった育種家」のみ許されると思うわ。

だから、あたいは「ママ」じゃない。みんな、簡単に「ママ」という尊称を使い過ぎるわ。

話が横道にいったわ。

三兄弟のWhisky。甘々だけど、実は「長男」ぽい性格。

「A」といったら「A」みたいな性格。生真面目、融通が利かない。「我」を通すことはまずない。

ぐはっ、可愛い過ぎる。だめだ、朝から涙腺崩壊する。

切なくて、涙、駄々洩れ。

五兄弟の中の三頭目・・・幼名 三郎太

「末っ子長男」みたいな性格なんよ。すごい寂しがり屋。兎に角、あたいに触れていたい。

散歩中、さっさと行ってしまうけど、「耳」は常にあたいの方に向いている。

だから、実際は「さっさと一頭で行ってはいない」散歩の中心は常に「あたい」

一緒に遊んで、一緒に時を過ごす。何もかも「一緒じゃなければ嫌」ここ重要。

朝、パソコンで事務整理したり、連絡を取っているとお前の「至福の時」

あたいの思考の最優先事項はお前だから。あたいはお前の体調が心配なんだよ。

お前もあたいにべったりだからねぇ。

何もWhiskyと張り合わなくたってどこにもやりゃしない。

お前には申し訳なくて、涙が出るわ。あたいはそんなにお前を不安にさせているのかい?

お前たち、両方とも、あたいのところに来る予定の無かった子たちだった。他にオーナーさん、オーナーさん候補がいらしたから。お里自体が繁殖は少ないし、簡単に譲るようなお里ではないから。(←筋を通せば別ですよ)

悩んでいた数年前。Whiskyにするか、待って女の子にするか。WhiskyにするかSlashにするか・・・いくつかあった選択肢。

あたいが選んだのはWhiskyだった。というより「Whisky」だった。

結果的に両方が、あたいのパートナーになったけれど。

Mielが死に物狂いで、あたいのところに来たように、WhiskyもSlashも、最終的にはあたいを「選んだ」のだろう。Sarahも。

このこらの「母親」である、あたいのお里も。

人間が選んでいるように見えて、実は「動物」が選んでいるってことはよくある話。「動物」のそういうところが心を揺さぶる。

パートナーに耳を傾けて、常に、シグナルを見逃さず。

例えば、それは「母親」が「子供」にするように。

・・・・長男VS長男。

楽しい生活はまだまだ続くのでございます(笑)