我は汝に誓う、我が祖国よ。
私が初めて「理解」してこの曲を聴いたのは、英国映画「Another Country」で流れていた時だと思う。ホルストの『木星(ジュピター)』に歌詞を付けたもの。英国国教会の聖歌。
英国のPromsや戦没者記念日に演奏される。ロイヤルウェディングでも、演奏された。ロイヤル・アルバート・ホールのPromsで聴いた事があったと記憶するけど、あまりに年を取りすぎて覚えてない(笑)
And her ways of ways gentleness,and all her paths are peace. その道は穏やかで、その道は平和である。
『欽定訳聖書』の『箴言』から第3章17節から来ている。一番最後の歌詞。
私が一番、印象に残る「gentleness」という言葉。意味もわからなかった頃からこの言葉だけは頭から離れなかった。「穏やか」という意味。
明日は、新年号が発表。
安定とか安成とか、永成とか、「安」とか「永」とか入りそう。
譲位なんだもんね。法律上退位って使うらしいけど。
どうか、新しい年号のもと、穏やかな日々が過ごせますように。
だけど、藍と生きた年号が終わってしまうのは淋しいな。本当に遠いところへ行ってしまったんだね。
あの、暖かい毛もくじゃらの生き物。私の大好きな藍。
・・・ウィちゅきーが落ち着きました。天皇が譲位されるって、実はとてつもなくとんでもない事。昭和天皇がご崩御された時も、自死を含めていろいろあった。うちの父も鬼籍に入った年。私は無神論者だけど、「何かが存在する」のはわかる。「存在する」ものが譲られるんだ。
次は4月5日の新月。
年号が改まっても、元気で穏やかに過ごせますように。