僧帽弁閉鎖不全症とか

注) 3月18日 追記あります。

「僧帽弁閉鎖不全症」小型犬特有の病気。シュナウザーもかかりやすい・・・とか。

確かに、Framも藍リンも「心雑が・・・」と言われた。藍リンの場合、血がドロドロで血液を流すためになったと思われますが。

・・・でも、年相応なんじゃないのか?ひょっとして。まっ4歳とか7歳でとかは早いと思うけど。心雑のレヴェルそのものが心臓病の重さにはならないらしいし。

↑この推定10歳の男の子。今年1月に「死ぬ寸前くらい痩せていた」状態で保護された子。

現在は7キロ台になったらしい。シニアかわいいなぁ。キスキスしたいわ。うちゅ~って。女の子だった手をあげたい。(←やめとけばいいのに)

お約束通り、僧帽弁閉鎖不全症、心雑あり。保健所に連れて行かれたのか、捨てられていたかは不明なんだけど「病気」だと、捨てられちゃう子多いわね。ほんと。

「胆泥症」

肉類食べたら、「胆汁」出るもんねぇ・・・「シュナウザー」ってドイツの犬でしょうけど、そんなに「お肉」って食べてたのかしら?出産地はヴュルテンベルグやバイエルン地方って書いてあるの読んだことあるけどさ。

ジャイアント・シュナウザーは市場に畜牛を運ぶのに一緒に行ったとか、ミニチュア・シュナウザーは農場で鼠を駆逐する為とか、市場に行く時一緒に連れていったとか、断片的には歴史が乗ってるけど。15世紀の絵画にすでにシュナウザーが描かれてるらしけど、見つけられなかった。追記 シュナウザーという「犬種」はまだ作られていないので、原型の「スタンダートシュナウザー」です。

【1ページでまるわかり】犬種のうち「スタンダードシュナウザー」についてその歴史や特徴、性格やお手入れの仕方などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ヨーロッパ中世史と言えば、もうお亡くなりになった大御所阿部謹也先生。先生の著書に「家畜としての犬猫史」ってあるから、調べてみよう。生きていらしたらいろいろ聞けたのになぁ。

そもそも、このドイツ人の主食って16世紀以降「ジャガイモ」よ?「ジャガイモ」って南アメリカが原産国よ?それまで、たいしたもの食べてないわよ。ライ麦は食べていたでしょうけど。(←ライ麦パンは私好き)

ソーセージだって、一頭の豚を人間が保存食とするために開発されたもので、「ヴァイスブルスト」なんて、典型的なバイエルン料理。これ↓

北海道トンデンファームさんのHPからお借りしました。

牛や豚なんて、人間だってそんな滅多に食べられないわよ。だって、そもそも、豚はゲルマン民族の「生贄」としてのお供え物だったんだから。

アカシカ、猪、兎、そのほかの野鳥・・・これは人間が食べるので、背一杯で、犬にまで「全てお肉」なんてことあるわけない。

だから、メインは「ジャガイモ」あたりで、肉は人間が食べるには固い筋とかを与えていたんじゃないかと思うわけですよ。

ソーセージだって、豚の「血(ブルートブルスト)」まで使う。ビタミンが不足しちゃうもんね食べなかったら。「内臓」だって「腸」はソーセージの皮になるし、「内臓」だってみじん切りにしてソーセージの材料になるもの。その茹でたスープあたりは、犬にもふるまわれたみたいですけど。あと、農作物の肥料になったらしい。

だとしたら、そんなにシュナって「お肉」を分解出来るように、内蔵が出来ていない。遺伝的に。

そんなに、食べてないもん。鍛えられてるわけない。

むしろ、「炭水化物」が多かったんじゃないのかしら。あくまで、私論ですけど。

食べた「炭水化物」は常にエネルギー供給されるわけで、農場を走り回らなければならなかったシュナウザーには調度良かったのでは。(散歩が少なければ、お肉メインのほうがかえっていいのでしょうけど)

勿論、あまれば中性脂肪として蓄えられるけど。エネルギーとして使う優先順位は「炭水化物」、「脂質」、「タンパク質」。つまり「お肉」は最後。もちろん「筋肉」を作ったり、必須アミノ酸の関係で「お肉」は必要に決まってるけど、「お肉」取り過ぎは「脂肪分解」が苦手なシュナには負担がかかりすぎなんじゃないのだろうか、って思ったわけですよ。

だって「高脂血症」もよくかかる病気よ?病気っていうか「体質」じゃん、これ。

うちはお里のおかげで、そもそも「筋肉が出来上がっている遺伝」だから、「炭水化物」を取って効率的にエネルギー交換が出来るというのがあるんだろうな。すごいもん、うちの子たちの筋肉。

逆に、「筋肉」がそもそも「つきにくい遺伝」だったら、「筋肉」を作るところから始めなきゃならない。

「筋肉」作ってる途中で、「高脂血症」になっちゃう。

「栄養」って奥が深いんだなぁ~と思う今日この頃です。

さて、どうやって、スーさんを太らせるかな・・・それが、問題だ。