22時の訪問者

きっかり「22時」

Sarahぺっこが訪ねてくる。

だいたい、Sarahぺっこは台所待機。なぜなら食欲魔人だから(これはチャイロンに受け継がれた)

実はSarahぺっこは、お乳がまったく出なかった。

早産というのもあったし、そもそも乳腺が「張って」なかった。

マッサージもしたし、搾りもした。が、そのうち、仔犬が吸う力が無くなってきてしまったのだ。

ほぼ、フレッシュヤギミルクで大きくなった。Sarahぺっこもヤギミルクに救われた。

それでも、母乳は大事なので少しでもお乳が出るように、ご飯を五回にして、22時に「牛肉の赤味」を食べさせていたのだよ。さすがに鯉こくはね。

そのせいか、ヒート前になるときっかり「22時」に要求にくる。

生後3日目。すでに体重が減り始めてた。猫の子より小さい。

チャイロンはハマって低体温に。百々衛門は肺炎に。天虎はウンチが出なくて、出なくて。

夜間急病センターと主治医のところには、一カ月間ほぼ日参。

Sarahぺっこの母乳をシリンジで吸い取って、暖めたヤギミルクと混ぜたものを飲ます。

当時を思い出すのか、大きくなったチビッターズをなぎ倒して、小股やら、耳をグルーミングしてドヤ顔で「牛肉」を要求。

Sarahはあたしの癒しの光。

昨夜も牛肉の食べ過ぎで、深夜にゲロった。

消化剤と吐き気止めを飲ましたよ。

今夜も牛肉食べて、もう夢の中。