「怪獣には怪獣の正義があるんじゃないかな」・・・そう言ったのは「アンパンマン」の作者やなせたかし氏。
「正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を『正義』と呼ぶのです。」
戦うよりも、ひもじい思いをしている人に一切れのパン・・・・
近所に美味しいパン屋さんがあります。
17時30分から売り出す食パンが美味しくて。
美味しいパンは人の「戦意」を昇華してくれるね。
「怪獣には怪獣の正義がある」
だから「アンパンマン」からは「ばいきんまん」に対してアクションを起こさない。起こしたとしても説得をまずする。「ばいきんまん」が困っていれば、進んで手助けをする。それがやなせたかし氏の考える「正義の味方」だ。世界は「勧善懲悪」ではないのだ。なぜなら「怪獣には怪獣の正義がある」から。
「アンパンマン」の作者のやなせたかし氏のお墓。
これを見た時「なんでアンパンマンとばいきんまん?」っと友達と話してたら
「馬鹿だなぁ。××み。ばいきんまんは、アンパンマンにかまってもらいたいだけ。あの二人はあの二人でもう世界が出来上がってるんだよ」
「ばいきんまん」の視線の先には「アンパンマン」
おろしや国にはおろしや国の「正義」があるのだろう。
戦いよりも一切れのパンを。
世界を見渡した時。自分の怒りなど大したものでないのだと反省する。
どうか、はやくおさまりますように。