7月16日が送り火だったのですが、あたくし忘れておりました。
お隣さんが苧殻を燃やしてるのを見て
「やばい」
となりまして。
川崎の自宅は翌17日に送り火を焚いてきてもらいました。
みぃちゃんママに
「送り火は遅れてもいいんだってよ」
の言葉に救われました。
本当だったら返したくない。
ずっと、そばにいてほしい。
もう一回
「おねえちゃん」
って懐かしい母の声で呼んでほしい。
もう一回
「ブフォ」
って藍ちゃんの声を聞きたい。
焔のむこう側。
まだ、まだ、あたしは渡れません。