バカは死んでもなおらない

昨日の朝の出来事でございます。

友人が仕事に行った先で、ちょこっとタオルを準備してる2分くらいの間に、利用者さんの状態が急変しました。

これはあたくしの2019年12月18日の人命救助の名誉の負傷の時のものでございますね。

勿論、自分の治療費は自腹ですね。はい、あたくしがバカなんです。

あたくしが心臓マッサージした両手は折れてはいませんでしたが、そこから一か月は使い物にはなりませんでした。

えぇ、あたくしがアホなんでございます。ただ、それだけのことでございます。

で、友人の話。

利用者さんはポータブルトイレに座ったまま、口からは涎を垂らし、首は力なく、物凄いいびきで、その後、脱糞していたこともわかりました。つまり、死ぬ寸前。

さて、この時友人はどうすべきだったのか?

残念ながら、正解はありません。

彼女は右手で会社に電話をし、左手で利用者さんのご家族に電話をし、まず「許可」を取らなくては次の行動には移れません。「救急車」を呼ぶにも「許可」が必要なのです。

ここには書けない現実がそこにはあるからです。

友人は「会社」に「許可」を取ることができました。ご家族にも利用者さんの携帯電話から連絡をし「許可」取ることが出来ました。

そして「救急車」です。この間、何分過ぎたのでしょう?

利用者さんは救急車が来る前に、さいわい意識を取り戻してはくれました。

これが「会社」と「ご家族」に連絡を取ってる間に、息をしなくなっていたらどうでしょうか。後遺症が残ったら?

まず「救急車」を呼ぶべきだったとはならないでしょうか。

正解はありません。

ただ、今度そういうことが起きた時に対応できるように、会社とご家族それぞれに話を聞いておいたほうがいいよ・・・ということになりました。

いざ・・・ていう時にどのように行動するのか?何を優先すべきか。

あたくしは、母と藍ちゃんと、ウィちゅきーから学びましたよ。

無くなってしまっていい「命」なんてどこにもありません。

あたくしは、宇宙一の大バカ者なので、目のまえで起こってしまったことに対して、あたくしの出来る限りのことをしてしまうと思います。そこにどんな責任が出来てしまうかも考えずに。

やはり、懲りていないあたくしでございます。