グリズリー藍

うちのシュナーズおトイレ係A嬢が朝からパニックに。

みぃちゃんがいたら「Aちゃん、かわいいんだから(笑)」って言ってたかもしれん。

大屋さまも「Aちゃんらしいね(笑)」とほほ笑んでくれたかもしれん。

が、私はプチ切れた。←めちゃ、短気。指導者には到底なれん。

私が買うてやった「レタスクラブ」の付録の「保冷バッグ」

似ていたのよ。

うちのあこちゃんに。

「うわ~藍ちゃんがいなくなった~」

「あぁ~私がキチンと片していなかったからだ~」

「藍ちゃん、桃切ったから、出てきてぇ~」

朝から発狂状態。

・・・4月から、つらい学校に通ってる。

「犬の為に稼ぎげるんだったら、なにを言われても平気だ」

と歯を食いしばって学校に通っている・・・が、如何せん「発達障害」

人と「会う」だけで脳にダメージが。

なので

藍を連れて行かせた。

今日くらい、他の保冷バッグでいいやんけ・・・と思ったけど、A嬢にとっては「保護者」または「ライナスの安心毛布」みたいなもんだから、半ばパニック。

結果からいうと

奥の部屋で「保冷バッグ」は寝てました。

よく、藍もシュナーズがうるさくなると、

とっとっとっ

って奥のお布団をたたんである部屋に行って、

よいしょ

ってよじ登って寝てたの。

上の写真みたいに。

外から戻って藍が見当たらないと、私はパニックになってた。

そうすると、大抵、奥の部屋で

すぅーすぅーすぅー

・・・・あまりにかわいくて、写真も撮れずに

ずっとずうと、見てた。

写真を撮っておけばよかった。

東京農業大学の収穫祭に行った時。

門で藍と待っていた私たちに、アメリカの方がニコニコやってきて、

「What a gorgeous!」

シュナ飼いの方だった。息子さんのお嫁さんが日本人で、収穫祭に遊びにきてた方だった。お嫁さんがくると、うちの藍のほうをみて

「She is just gorgeous.」

きっと、その方のシュナちゃんも「デブリン」だったんだろう。

何度も、何度も。藍を撫ぜて。

陽の光に映えて、キラキラしてた。夜に散歩をすると、川を上がっていく魚のようだった。キラキラしていて。

藍はよく褒められた。綺麗だとか、スタイルがいいとかまったくなかった犬だけど。そいうい次元ではないところで、人の心をつかんだ犬だった。

病気の人によく好かれた犬だった。

不思議な犬だった。

もう一度、そんな犬に会えるだろうか?

きっと、会えないんだろう。だから、・・・恋しい。

そうそう、授業中に、おトイレ係A嬢は幻を視るそうです。

それは

Sarahちゃんが、廊下を歩いていく姿だそうです・・・・・

Sarahちゃんのあどけなさは癒しの光。

Sarahちゃんも不思議ちゃんです。

そういう子が世の中にはいます。