裏に公園が出来ました。
左の階段のところには去年の三月まで大きな山桜がありました。
どうして活かした公園づくりが出来ないんだろうと思いますが、先に「公園ありき」なのでしょうね。その辺りはナショナルトラストのようにはならないのでしょう。
その山桜の足元に沢があって、昔は蛍が飛んでいたそうです。
あたしが工事中毎日散歩をしている姿を見ていた、職人さんたちから
「公園で一杯シュナちゃんたちを遊ばせてあげてくださいね」
と声を掛けられました。
「ここは昔、沢だったから、工事大変でしたでしょう?水がこんこんと湧いてきて」
と話すと
「ここの工事、取らなきゃよかったと思いましたよ(笑)」
ここは水がこんこんと湧いてしまう場所。
水が湧くということは、生命が育まれるところ。
せめて、毎日公園の掃除をしようと決めました。
これからは、毎日、公園でシュナわんずと遊びます。
山桜のことは忘れません、毎年、春をありがとう。
『鳥は卵からむりに出ようとする。卵は世界だ。生れようとする者は、ひとつの世界を破壊せねばならぬ』デミアンから
ヘッセは奥深い。