3月11日。
あの日、あたしは川崎ラゾーナの三和で買い物をしてた。
ガタガタ音がする?って思ったら、買い物のカートが斜めに移動してった。
地震だ!!!
その後、とにかく外に出なくてはと思い、買い物カートもそのままに外へ。
ラゾーナ内はパニックになってた。数人の女の子たちが、一度外に様子を見に出たようだったがすぐに戻ってきて何かを知らせてるようだった。フードコートの女の子たちだった。
すごく蒼空がきれいで、ラゾーナの外の駐車場に座って親類、友人たちに連絡を取ってた。
もし、今、大きな災害が訪れたら、何が何でもシュナーズの元に帰らなくてはと思う。
福島に残されたペット、家畜、野性動物たち。
写真には写されない悲劇がそこにはある。
家に引きこもっていた子供。そこまで津波がきてるのに家から出たくないという母親。
精神が病んでしまってる人、障害のある人、現実が直視出来ない。
あたしは母を無くしてしまってたから、母を連れて逃げなくて済んだ。
母は家から出たがらず、もし、地震が起きたとしても、家にこもることを選んだろう。
他人事ではないのだ。
いつも、頭の片隅に。
教訓として、とどめておかなければと思う。
どうか、悲劇が繰り返し起こりませんように。
もし、起きたとしても、最小の被害で済みますように。
魂が安らかであれと祈ります。