ぼくはくま

今日は世間では「母の日」

が、今年は新コロナっちゃって「五月は母の月」だそうでございます。

うちには「ママ」がたくさんおりますね。

シュナーズのママたち、おばあちゃまたち・・・・ありがたや、ありがたや。

「ママ」とか「母」とか。この「尊称」は気軽に使ってはいけないと思ってる。

あたしはシュナーズのママになった覚えもないし、なるつもりもない。強いボスではありたいと思う。

なんとなく頭の中を宇多田ヒカルの「ぼくはくま」が流れていて。

『ぼくは くま くま くま

冬は眠いよ くま くま くま

夜は「おやすみまくらさん」

朝は「おはようまくらさん」

ぼくは くま くま くま』

「ぼくはくま」  作 ごうだつねお

最初なんじゃこれ?だったのよ。想像はついてたけど、ある日「みんなの歌」で次の歌詞を聴いて

『夜は「おやすみまくらさん」

朝は「おはようまくらさん」

ぼくは くま 九九 くま

ママ くま くま』

ここか!言いたかったのは!

「おやすみ」も「おはよう」も言う相手がいないってなんてさびしいのだろう。号泣もんだろ、これ。

宇多田ヒカルのママの藤圭子は自分が視力を失う病気が発症したことから「自分の子からひかりが失われないように」と「光(ひかる)」と命名したと聞いてる。

本当に呼びかけたかった言葉は「ママ」

届かないから「自分」が「ママ」になって子どもの「自分」に呼びかける。

あたしは「ママたち」からお預かりしちゃってるからね。

「おはよう」も

「おやすみ」も

いつだって声かけたい。

ずっとずっと声かけたい。

あたしのかわいい くまちゃん。

あたしの グリズリーあいちゃん。

くまみたいな あいがなつかしい。

あいちゃんの声 かなえてあげなくて ごめんね。