・・・私が幼かった頃。
今田美奈子さんの本から母がよく洋菓子を作ってくれた。
今田美奈子さんのご自宅。J・コンドル設計の「銀河館」
うちのシュナーズのおトイレ係A嬢の通っていた大学にある旧島津邸もJ・コンドル設計。
素敵だ。ライトの帝国ホテルも好きだったけど。
・・・で、その今田美奈子さんの本に「ブラマンジェ」というババロアみたいなお菓子が紹介されていて、幼い頃、よく食べたお菓子なのだ。
で↓
友人お勧めの一冊。
「社会脳からみた認知症」 伊古田俊夫著 講談社
私が頭を悩ませているから「参考になるかも」と言って勧められた。
めっちゃ、参考になりましたよ、えぇ。
「認知症とは、社会脳が壊れる病気である」
で、その結果、どうなるかといえば→「人の気持ちが理解できない、理不尽に怒る、人を無視する」という行動が顕著にみられるようになる。(←「認知症」になる以前にこのような障害を持った方もいらっしゃいます)
私が直面している、一番の問題。
「立ち去り行動」
これは、現実に目の前からいなくなるだけでなく、脳みそが沸騰してしまうらしく突然寝始めてしまう・・・いわゆる「狸寝入り」
話をしていても、お脳みそが限界を超えると「狸寝入り」が始まってしまうのだ。
「認知症」と「発達障害」は似ているところがよくある。年を取って発症したか、生まれつきかの違い。
また、脳の「電気信号」ということから、犬などの「発作」とも似通った構造になっているので、とても参考になった。そりゃ、そうだ。犬や猫・・・サル、ねずみなどの「脳」を使って「実験」しているのだから。
人間の脳みそは「ブラマンジェ」の硬さ。一度、崩れてしまったら元には戻らない・・・と習った。でも、実際はある程度の硬さがあるらしい。
頭を固くしないで、独りよがりにならないように、柔軟に物事を考えるようにしなくては。
ご飯を作っていると下からSarahちゃんが。
屈託のない顔で、疑うことも知らず、ただただ、あどけない瞳で私を見上げる。いつも、いつも。その瞳をみると藍を想い出す。
散歩、食事、睡眠。
いつも一緒に一緒に
疑うこともせず、ただ、ただ、世界の中心は私。
頭を柔軟に、今日もシュナーズと美味しいデザートを食べよう。
本日のデザートは「ゴマのブラマンジェ」
Abracatabra・・・呪文を唱えて。
開けゴマ・・・えいっ
本日のお供は・・・
マリアージュフレールの「1854」
ちょっとアクセントにスモーキー。午後にストレートでどうぞ。