「悪魔の辞典」のアンブローズ・ビアス。題名とは全然かけ離れてる。小学校の時だったかな、嘗めるように読んでた。
そのビアスの隠れた名作がこちら↓
「月明かりの道」が収録されております。
待ち時間が多いとね、何となく読みたくなる。携帯電話じゃなくて、本で。
エドガー・アラン・ポーが好きな人もいけると思う。
昔、吉野朔美さんという漫画家さんの作品中。
バスの中で男子高校生が見かけるの。マルケスの「百年の孤独」を読んでる女の子を。
あぁ、マルケスだ・・・と漫画を読んだ時思った。きっと、本が重要でなくなったいま、こういうシーンはないんだろうな。
エーコの「薔薇の名前」では「アリストテレスの『詩学』」こそが堕落の使いでした。
また、そのアリストテレスがなぜ『禁書』になるのか・・・というのも、本が亡くなっていくいま、そのことの意味すら考えなくなるのでしょうね。
全ては藪の中でございます。